やまみんのビューティー情報 diary

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健康長寿の秘訣、腸内細菌が生み出すパワー

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引用元 サイエンスゼロ

 

最近、腸活ブームですが、

 

人間のうんちの1割は、腸内細菌が含まれていると言われています。

 

今、腸内細菌の生み出す物質の驚くべきパワーが次々とわかってきています。

 

睡眠や筋力、肥満などにも影響を与えていると考えられています。

 

この1000種類以上あるとされる腸内細菌が健康に影響を与え体質までを支配していると思われていて研究が進んでいる状態です。

 

様々な可能性を秘めた腸内細菌についてお知らせします。

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持久力にも効果が

引用元 サイエンスゼロ

腸内細菌には、持久力をアップさせる効果があるという研究報告があるとか。

 

長距離ランナーの便に含まれる腸内細菌【バクテロイデス・ユニフォルミス】をマウスに投与して泳がせました。

引用元 サイエンスゼロ

 

その結果 投与しないマウスは、15分程度泳ぎましたが、

 

投与したマウスは、30分以上泳いだという結果があるそうです。

 

持久力アップさせる理由

引用元 サイエンスゼロ

何故、持久力がアップできるかというと

 

腸内細菌から生まれる酢酸とプロピオン酸という物質が、血管をへて肝臓へいきます。

 

その肝臓で、糖の一種グルコースが作られるからだと考えられています。

 

このグルコースは、走っているときに使われ 失われる燃料のようなものです。

 

でも、この腸内細菌がグルコースを補い持久力をアップさせていることに役立っていると考えられてるからです。

 

腸内環境の多様性が失われるとは?

引用元 サイエンスゼロ

食事で生まれるマイナスのサイクル

タンパク質や脂質を多く摂りすぎると炎症を起こす腸内細菌が増えるリスクがあります。

 

身体に良いとされる腸内細菌は、食物繊維を主に好みます。

 

ですから、野菜や果物、豆類が食物繊維を含むので偏ることなくバランスよく摂った方がいいのです。

 

食物繊維が少なく、タンパク質や糖質に偏っていると軟便や下痢になり、排便の回数が増えます。

 

排便の回数が増えると腸内に酸素が増えて、大腸菌などの酸素があっても生きていられる腸内細菌を増やすことになります。

 

逆に酸素を嫌う身体に良いとされる腸内細菌が生きづらくなるという事にもなります。

 

つまり、悪い菌が残ってしまい腸内細菌の多様性が低下するという事に

 

腸内細菌の多様性の重要さ

引用元 サイエンスゼロ

健康のカギとも言われている腸内細菌ですが、

 

現代人はこの腸内細菌の多様性が低下してきているという課題があるそうです。

 

上の図にもあるように右のグラフが悪い腸内環境です。

 

赤い部分が大腸菌で、悪い腸内細菌が左のグラフよりかなり多いです。

 

飽食の時代でなんでも食べられるのですが多様性をキープしづらくなってきているとのこと。

 

免疫、神経、血管が腸内に多いので、いろんな機能を持った細菌が多いことが大切になります。

 

腸内細菌にとって食物繊維を食べてくれないと自分の役割が終わったかのように良い腸内細菌が人間の身体から消えていってしまいます。

 

そして、悪いことばかりする菌【大腸菌等】が増えることになり健康を害するという事につながります。

 

何と古代人の便が、現代人よりはるかに多様な腸内細菌を持っているという報告もあるそうです。

 

長寿のカギを握る酪酸酸性菌【酪酸菌】とは?

今、大注目の酪酸酸性菌です。

引用元 サイエンスゼロ

100歳以上の人の割合が全国平均の約3倍の長寿で有名な京丹後市の高齢者の腸内細菌にはある特徴があるそうです。

 

その特徴は他の地域の高齢者より酪酸酸性菌が多いとのことだそうです。

 

それは、京丹後市の高齢者の方達の暮らしぶりにあるようです。

 

自分の畑で育てた新鮮な野菜、果物、豆類などを毎日いろいろ美味しく食べて、畑作業も適度な運動になっているのが長寿の秘訣らしいです。

 

野菜、果物、豆類などの食物繊維を意識することなく普段から摂っているのがいいのでしょう。

 

酪酸酸性菌【酪酸菌】から酪酸という短鎖脂肪酸が生まれます。

 

短鎖脂肪酸は、全身を健康に保つために必要な有機酸として注目されてます。

 

酪酸は、肥満予防効果、免疫機能を整える効果や腸内環境を整えてくれる働きもあり優れた効果が期待できます。

 

但し 酪酸を作れるのは酪酸菌だけ

 

同じ短鎖脂肪酸の酢酸は、乳酸菌やビフィズス菌でも作れますが、酪酸だけは、酪酸菌だけにしか作れないのです。

 

そこで、先程の京丹後市の高齢者の人たちの食生活を参考にすることが酪酸菌を増やすのに効果的なようです。

 

 

まとめ

腸活の研究で、いろんな腸内細菌についての驚愕のパワーが次々とわかってきています。

健康長寿で注目されている京丹後市の高齢者の方達の腸内細菌の特徴は酪酸菌が多いとのことです。

 

彼らの暮らしを見習って、畑仕事などの適度な運動、野菜、果物、豆類などの食物繊維を豊富に摂取、バランスの良い食事を美味しく摂ることが、今注目されている酪酸菌を増やすことにつながるようです。

 

腸内細菌は、まだまだこれからも注目され、健康長寿に欠かせない情報が期待されています。