ここ最近は、米の値が高いですね。
以前として高値が続いています。
普通に食べていた米が急に高級品になったような気がします。
でも大丈夫! いざとなればお米に頼らなくても選択肢があります。
それがかえって米と比較すると医学的にみても健康や美容に良いとなれば
それはそれで瓢箪から駒かもしれませんね。
その米の代わりとなる穀物【大麦】をご紹介します。
お米より美容や健康に良い穀物
【大麦】はイネ科の食べ物で世界最古の穀物です。
麦は麦でも小麦とは違い【グルテンフリー】です。
それでも なんとなく大麦に馴染みがないという方が多いと思います。
でも その効果に驚かされます。
効果と効能
大麦の優れたところは、ビタミンB群と【食物繊維】が含まれているところです。
特に【食物繊維】は玄米の3倍で精白米のなんと20倍なんです。
食物繊維も不溶性と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。
何といっても水溶性食物繊維の【βグルカン】が含まれているので効率よく食物繊維を摂ることができます。
大麦が美容や健康に良いといわれる訳
❶腸活
大麦は排便を促す効果があるので便秘の解消につながります。
快便になるのでお腹の調子や腸内環境も良くなり整腸効果が抜群です。
❷生活習慣病予防
【βグルカン】が食物をゼリー状に包んで運んでくれるので消化吸収が緩やかになる為血糖値の急上昇を抑えたりします。
さらにβグルカンは脂肪の吸収も抑えてくれるのでコレステロールの上昇も抑えます。
ですから糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の予防につながります。
❸ダイエット
大麦は腸内をきれいにして余分な脂肪の吸収を抑える効果があります。
更にストレスやイライラなどによる過剰な食欲も抑える役割もあります。
ゆっくり移動しながら消化吸収されるので満腹感が得られやすく持続します。
そうすれば、間食や食べ過ぎを防ぐことになり自然と痩せてきます。
例えば 朝に大麦を摂ると昼食や夕食も満腹感が持続するため総カロリー摂取がご飯を食べた場合と比較すると抑えられたという報告もあります。
最後に食物繊維が発酵することで短鎖脂肪酸が生成されて体脂肪の減少にも効果があるのでダイエットにうってつけの穀物が【大麦】となります。
βグルカンを1日最低3g摂ること
大麦に含まれる βグルカンを一日に3g~6g摂ることがいいとされています。
米と大麦1対1の割合で炊くと気軽に摂取できます。
朝昼晩で一膳ずつ 麦ごはんを召し上がるとこの必要量は満たされます。
それで健康効果が発揮されます。
まとめ
日本人ならお米で炊いたご飯は確かに美味しいと思います。
しかし美容や健康を考えると大麦を混ぜた麦ごはんがお勧めです。
大麦に含まれる豊富な食物繊維やビタミン、βグルカンなどが含まれている点です。
排便を促して腸内環境をきれいにしてくれて、血糖値やコレステロールの上昇を抑えて生活習慣病の予防や満腹感が持続するためダイエットにも効果がある穀物です。
1対1の割合で麦ご飯を炊いて三食1膳ずつとるだけで簡単に食物繊維やβグルカンを摂取できます。
健康を考えるのであれば、是非、大麦を混ぜて麦ごはんをお試しなってみてはいかがですか?