引用元 きょうの健康
日頃 栄養にはきちんと気を付ける人が多いと思います。
でも、最近 日本人の98パーセントの人が不足しているという栄養素が調査結果で報告されました。
その栄養素が不足すると、骨がもろくなり骨折や骨粗鬆症になるリスクが高くなるとか。
骨折というと当然カルシウムかなと思いますよね。
でも、それは何と ビタミンDでした。
この意外な結果に驚かれた人も多いでしょう。
特に閉経後の女性は、最初の骨折をした1年以内に5人に1人が再び骨折するという報告もされています。
骨がもろくなり、骨折や骨粗しょう症などを予防する意味でもこの記事を最後まで読んでいただけると嬉しいです。
血液中のビタミンDの濃度が低い
その調査とは、都内の健康診断で約5500人の血液検査でビタミンⅮの濃度を調べた結果によるものです。
引用元 きょうの健康
上の図で、ビタミンDの量が30ng/mL未満の人が多いことがわかります。
30ng/mL未満だとビタミンDが欠乏している状態です。
30ng/mL以上だとビタミン充足と判定されます。
ですから、30ng/mLmLに達していなければ、骨折や骨粗しょう症になるリスクが高まることになります。
ビタミンDが不足する原因
男女ともに同じようにビタミンDが不足していますが、特に若い人が不足している割合が高いという調査結果です。
その原因とは普段の生活にあります。
引用元 きょうの健康
上の図でもわかるようにビタミンDは和食によく使われる食材 で干しシイタケや乾燥きくらげなどのキノコ類や魚などに含まれています。
しかし、最近の食生活の欧米化で、ビタミンDを含む和食をとる機会が減ってしまったことが原因として考えられます。
引用元 きょうの健康
もう一つの原因として考えられるのが【紫外線】(日光)です。
特にシミやしわなどの美容的な面と皮膚がん等の健康面を考えると紫外線は大敵です。
因みに日焼け止めを塗るとビタミンⅮの作る作用が減ります。
SPF30を超えるとほとんどビタミンⅮが作られないようです。
日焼け止めを夏だけでなくオールシーズン塗っている人もいます。
それに屋内で働くことが多く、日光を十分に浴びる機会が減ってきています。
ビタミンⅮの役割
ビタミンⅮは、カルシウムと並んで骨をつくるのに必要な栄養素です。
働きとしては
●カルシウムが小腸で吸収されるのを助ける
●血液中のカルシウムが骨に沈着するのを助ける
という役割があります。
逆にビタミンⅮが不足すると
● 骨折率が約6,6倍になる
●免疫力低下、うつ病、心疾患になるリスクが高まる
以上のような報告もあります。
ですから、ビタミンⅮを効率よくとることが大切です。
ビタミンⅮを効率よくとる方法
引用元 きょうの健康
まず、ビタミンDが豊富に含まれる食材は、キノコ類や魚類や卵になります。
シイタケやきくらげは干したものが有効です。
生の場合は、ビタミンD含有量は少ないので、【天日干し】にするとビタミンⅮが増えます。
毎日少しづつ意識してコツコツと摂ることが大切です。
1つの食品でとるよりいくつか組みあわせてとるのが望ましいです。
ビタミンDの働きを利用してとると効率よくビタミンDをとることができます。
引用元 きょうの健康
ビタミンでDは、カルシウムを小腸で吸収されるのを助ける働きがあるのでカルシウムと組み合わせてとるとより沢山のカルシウムをとることができます。
引用元 きょうの健康
例えば、カルシウム豊富な豆腐にカルシウムとビタミンDを含むサバのみそ缶をのせてみるとか
引用元 きょうの健康
皮付きの鮭のハラスのチーズ焼きなどです。
鮭の皮の下の油に豊富にビタミンⅮが含まれているので皮ごと食べることをお勧めします。
あとは、ビタミンDは、脂溶性ビタミンで油に溶けやすい性質なので油と一緒に摂ることが効率的です。
引用元 きょうの健康
ビタミンD豊富な干しシイタケにカルシウム豊富なひじきに人参の千切りを油でいためてきんぴら風に仕上げるのも美味しいので是非お試しを
引用元 きょうの健康
そのほかにも
カルシウムを含む小松菜やビタミンDを含むツナ(マグロ)缶の卵焼きはツナ缶の油で作ると効果的です。
まとめ
不足しがちなビタミンⅮですが、紫外線と食べ物と両方から摂取するのが効率的です。
どちらかでビタミンDを摂取するのは難しいです。
ですから毎日コツコツと意識することで、食べ物でも魚や干しシイタケ等を意識的メニューに入れ、美味しく簡単に他の食材と組み合わせて工夫して効率的に摂ることです。
そして、紫外線を浴びたりしながら、上手くビタミンⅮを摂取して骨折や骨粗しょう症を未然に防げる【骨太美人】を目指しましょう。
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