日に日に春めいて、お散歩や外出に良い季節がやってきました。
外を歩いているときに 前より歩くスピードが落ちたかな
と感じる人も多いと思います。
歩行の速度が速ければ、健康長寿につながるといわれています。
そこで、どのようなことをすれば、歩行状態をキープできるかを調べてみました。
歩行速度を維持するためには、筋力、柔軟性、バランス能力が必要になります。
今回は歩行速度のスピードアップのための秘策を伝えたいと思います。
冬の寒さででコチコチになった心身を伸び伸びさせましょう。
歩行速度が速ければ得られるメリット
歩く速さが速いことは、寿命や健康寿命に大きく関係しているといわれています。
速く歩けるようになることで がんや糖尿病、心臓疾患や脳疾患などの大きな病気にかからずに、認知障害もなく健康状態でいられる確率が高いという研究結果がでています。
ですから、早く歩ける人は、健康寿命が長いといえそうです。
歩行速度を維持するための対策
今回の対策として歩行速度を維持するために、柔軟性、ストレッチをご紹介します。
ストレッチは毎日短時間でも効果がでます。
お風呂上りに1日3分のストレッチタイムをつくりましょう。
股関節(腸腰筋)のストレッチ
引用元 新婦人しんぶん
インナーマッスルの腸腰筋のストレッチは、腰痛予防にもなります。
先ずは、上の図を参考に
❶椅子に横向きに座り、背もたれに手をかける
❷外側の足を後ろ側に下げ上体を起こす
❸腰を反らせないように注意しながら股関節の伸びを感じる程度で伸ばす
❹反対側も同様にストレッチをする
足首の腓腹筋を伸び伸び
引用元 新婦人しんぶん
腓腹筋は、膝の少し上からかかとにかけての筋肉です。
❶椅子の背もたれを持ち、片足を後ろに下げる
❷前足の膝を軽く曲げて後ろ足のふくらはぎを伸ばす
❸反対側も同様に行う
足首のヒラメ筋を伸び伸び
引用元 新婦人しんぶん
ヒラメ筋は、膝より少し下からかかとにかけての筋肉です。
❶椅子の背もたれを持ち、両足を軽く前後に開く
❷両膝を曲げ、後ろ足のアキレス腱のあたりに伸びを感じるように伸ばす
❸反対側も同様に行う
●身体が温まった状態で行う(お風呂上り等)
●反動をつけずに行う
●気持ちよく感じる程度がベスト
●呼吸は止めずに
●10秒くらいから始めて慣れてきたら30秒を2セットから3セット
引用元 新婦人しんぶん
まとめ
歩行速度は健康寿命に大きく関係しています。
歩くのが遅くなったと感じたら、まずは柔軟性、歩幅を広げるために股関節と足首(アキレス腱)周りのストレッチが有効です。
体が温まった状態がいいので、お風呂上りが効果的
毎日継続することで効果が期待できます。
1日知3分のストレッチタイムを作ってみましょう。