足の裏がしびれて歩くのが大変だという方が結構います。
地面に足がついている感じがないとか
じゃりじゃりした感じで砂浜を歩いている感じとか
雲の上を歩いているようなふわふわした感じがするとか様々です。
何故しびれるのか、その原因を探ってみました。
足裏の痺れでお悩みの方は是非参考になさってください。
足裏の痺れの原因
足裏の痺れの原因を説明する前に説明したいのが、坐骨神経についてです。
坐骨神経とは腰から足の先まで伸びる身体の中で最も長くて太い神経です。
その坐骨神経が枝わかれした脛骨神経(けいこつしんけい)は、膝裏からふくらはぎの後ろに沿って下り うちくるぶしとかかとの間を通って足裏迄の神経です。
この脛骨神経が足裏のしびれに関係しているからです。
主に、脛骨神経の所々が固くなって圧迫されて引っ張られることで足裏がしびれを引き起こされています。
固くなりやすいポイントとは?
脛骨神経の固くなりやすいポイントがあるのでそこをしっかりと柔らくほぐしてあげることで改善され場合があります。
❶膝裏のふくらはぎの上の部分
ふくらはぎの一番上のところに両手の指を刺すようにあてて30秒間優しくもみほぐします。
徐々にほぐれてきたら強めにほぐします。
30秒間ぐらいほぐします。
❷かかとの骨のすぐ上の部分
かかとの骨のすぐ上の部分をもみほぐします。
最初は優しく、柔らくなってきたらだんだんに強めにほぐしていきます。
ここのポイントも30秒間ぐらいほぐします。
❸屈筋支帯
脛骨神経から派生した足底神経があります。
その足裏のしびれの原因となる足底神経の圧迫されやすい場所は、うちくるぶしとかかとの間(屈筋支帯)という靭帯が特に固くなりやすいポイントなのでそこをもみほぐします。
扁平足とか外反母趾の場合の人も母指外転筋の筋力がないのでしびれてきます。
母指外転筋へのアプローチをすることも大切です。
特に足の親指を開くようなトレーニングが必要です。
因みに足指のパーができない人が多いです。
まとめ
足裏の痺れには主に脛骨神経と足底神経が関わっています。
日頃何かと負担がかかって痛めていると思われる足です。
そのもっとも圧迫されやすい固くなったところを丁寧にもんであげることで改善される場合があります。
日頃のセルフケアで、痺れが軽減できるかもしれません。
酷くならないうちに早めの手当てが肝心です。