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巻き爪、タコ、魚の目、かかとのガサガサなどでお悩みではありませんか?
またそのような足のトラブルの原因は様々ですが、毎日の生活習慣が関係しているようです。
放置すると痛みで歩き方がますますいびつになり、足のトラブルだけにとどまらず腰痛、膝痛の原因になるかもしれません。
正しいフットケアなどの適切な処置が必要になります。
代表的な爪のトラブル巻き爪とは?
爪の両側にあるいは片側の端が内側に向かって強く巻き込んだ状態になる爪の変形のことです。
特に足の親指に巻き爪が多いようです。
巻き爪の原因
引用元 巻き爪 陥入爪治療の相談室より
何と20代から60代の男女の半数近くが足の爪で悩んでいるそうです。
▼足の爪の切り方が正しくない
▼サイズに合わない靴を履いている
▼運動不足による筋力低下
▼足の指に重心がかからない歩き方
▼扁平足や外反母趾
▼生まれつき骨格に異常がある
▼爪が乾燥している
▼爪や足指の病気(爪白癬等)
巻き爪には様々な要因が考えられます。
外で遊ぶ機会が減っている子供たちにも最近は巻き爪になるケースが多いようです。
巻き爪のセルフケア
巻き爪の状態が軽い場合は、セルフケアもお勧めです。
自宅でのケアで大切なことは
●巻き爪専用の矯正グッズを使用する
●深爪をしないように正しい爪切りをする
●ハイヒールはつま先に負担がかかるので避けて、つま先に少し余裕を持たせた自分の足の合った靴を履く
●正しい歩き方をする
●爪の保湿をする
●ネイルは巻き爪が良くなるまでしないこと
正しい爪のケアは、巻き爪の改善や予防にもつながります。
巻き爪の放置は厳禁
巻き爪になると爪のふちがまわりの皮膚を刺激し、きずつけたりして痛みが出るようになり、更に爪の中央部分が厚くなるので、靴を履いた時に圧迫されて足の指先に痛みを伴い歩き辛くなります。
その他にい 爪が分厚くなるので切り辛くなり、切りすぎると巻き爪が余計に悪化してしまいます。
また 見た目も気にして夏場はサンダルをはくのが恥ずかしくなったりします。
巻き爪を放置していたり間違った対処をしているとまた違った爪の病気になる恐れがあります。
そのような場合は早めに皮膚科などの専門医に行くことをおすすめします。
足トラブルを未然に防ぐ簡単フットケア
足まわりをマッサージもかねて足用ブラシで洗う
足の爪周りを足用ブラシに石けんをつけて爪まわりに溜まっている汚れや角質をきれいに洗います。
特に爪母周りの血行が良くするためにマッサージしながら洗うのもいいでしょう。
このとき、靴の中で縮こまっていた足の指を広げて洗うようにしましょう。
指を動かすことで血流がアップし転倒予防にもなります。
洗ったら直ぐに蒸れを防ぐためにタオルで指と指の間の水分をふき取ります。
その際、乾燥を防ぐために直ちに保湿クリームで保湿します。
毎日指の間を洗いますが、ブラシを使うのは、1日おきでいいそうです。
保湿クリームつけ方
足の爪も皮膚の、一部なので洗った後は、奇麗にふき取った後に爪の表面にも保湿してあげましょう。
その後は、足の爪まわり指の間、甲やかかとまでクリームを伸ばして保湿しましょう。
爪の切り方
巻き爪予防の爪の切り方は、爪の先をまっすぐに切って角をやすりで整え少しだけ丸みをつける程度にします。
正しい歩き方
引用元 大木皮膚科
正しい歩き方は、足底の重心移動で決まるようです。
はじめの一歩は、かかとから
①かかとから地面に着地する
②前足の外側へ体重を移動
③前足外側へ重心を移動
④前足内側に荷重が移動
⑤母趾(足の親指)を中心に足の指全体で地面を蹴って前方向に前方向に移動する
かかとの機能は、歩く時にかかる前進する力を受け止め体重を支えます。
前足から足の指全体の機能は、地面をっ蹴って前進力を得ます。
人間は、元来 左右交互に上記のような体重移動をしながら歩行しています。
まとめ
足のトラブルで悩む人が多くなっています。
特に巻き爪が増えているそうです。
巻き爪になる前の予防策と軽度な巻き爪の対応策は正しいセルフケアや生活習慣を見直すことで改善できそうです。
ハイヒールも足先に負担がかかるので持ち歩いて長時間履かない工夫も必要です。
放置して痛くなってしまう前に早めのケアが大切です。