
ミネラルというと思い浮かぶのはでカルシウムとかカリウムですが
マグネシウムとなると少し地味でマイナーなイメージになります。
でもそのマグネシウムを夜寝る前にとることで驚きの健康効果が期待できるとしたらきになります。
その気になる効果についてお知らせします。
- 老化したミトコンドリアが若返る
- 腎臓に詰まった石灰汚れを落とす
- 腎結石のリスクを下げる
- こむら返りなどの筋肉の萎縮を防ぐ
- 神経と筋肉に働きかけてスタミナが爆上がりする
- 血管を若々しくさせ心疾患を予防する
- メンタルの安定と認知機能アップ
- まとめ
老化したミトコンドリアが若返る
年を重ねると疲れやすかったり体がだるく感じることが増えてきます。
それは、エネルギーを生み出す工場であるミトコンドリアの働きが低下していることに関係しています。
ですから寝る前にマグネシウムを摂ることでミトコンドリア機能が改善できるということがわかってきました。
また加齢とともにミトコンドリアは活性酸素を発生しやすくなります。
そしてその活性酸素の影響でミトコンドリア自身が損傷し働きが弱ってしまうということです。
いわば工場がすすだらけになったようなイメージです。
そこでマグネシウムを摂るとミトコンドリアのDNAレベルの老化を緩めることがわかってきました。
腎臓に詰まった石灰汚れを落とす
腎臓は体の浄水場のような役目を果たしています。
50歳を過ぎると腎臓の働きが少しずつ衰えてきます。
日本人の8人に1人が慢性腎臓病を抱えているとされています。
そこで寝る前のマグネシウムを摂ることで腎臓をいたわり、さらに骨や血管の健康にもつながるということが最近わかってきました。
その骨の健康といえばカルシウムというミネラルです。
マグネシウムは、ビタミンDと協力してカルシウムをきちんと骨の正しい位置に沈着させ運び出すという働きをしているのです。
ですからカルシウムだけでは骨の健康は成り立たたないということになります。
マグネシウムが不足するとカルシウムが骨から出て血液に流出し、カルシウムがいっぱいの血液になってしまいます。
そして、腎臓でろ過される段階でカルシウムが沈着してしまい、腎臓の毛細血管の石灰化が起こってしまいます。
実際、マグネシウムの摂取量が多い人は骨密度が高く、腎臓や血管の石灰化のリスクが低い傾向にあると報告されています。
すなわち、しっかりマグネシウムを摂って入ればカルシウム汚れが取り除かれカルシウムがきちんと骨に運ばれ、骨の健康につながるということになります。
腎結石のリスクを下げる
腎結石というのは、カルシウムとシュウ酸といった成分が腎臓で結晶化して固まってしまうという病気のことです。
特に中高年では再発が多いです。
強い痛みに悩ませる人も多くなります。
そこでマグネシウムの役目は、腎臓まで届いてしまうシュウ酸と結びついて便として排出してくれます。
また、カルシウムと結合して結晶化を抑えるという役目もあります。
ですから結石ができにくくなるというメリットもあることになります。
最近の研究ではマグネシウムは腎機能そのものを守ってくれるという研究結果も出ているくらいです。
今やマグネシウムは腎臓の老化そのものを少しでも遅らせる素晴らしい要素として注目をあつめています。
こむら返りなどの筋肉の萎縮を防ぐ
夜中にふくらはぎがつって目が覚めてしまうことがあります。
これがこむら返りです。
特に50代60代になるとこむら返りの頻度が増してきます。
このような夜間の痙攣(こむら返り)は転倒や骨折のリスクを高めます。
したがってサルコペニア(筋肉や筋肉量の低下によって起こる身体機能の低下)になるリスクも高めることになります。
このような筋肉の痙攣に対してもマグネシウムは有効です。
つまりマグネシウムがなければ筋肉は緩むことなくずっと収縮した緊張状態になっています。
それだけでなく筋肉のけいれんが繰り返されることで筋肉がダメージを受けその修復過程で筋肉がどんどん痩せてきます。
筋肉がやせてしまうことは結果的に要介護になるリスクを高めてしまうことに繋がります。
神経と筋肉に働きかけてスタミナが爆上がりする
加齢とともに運動や軽い作業をした後でも翌日になっても疲れが残りやすく回復力が衰えてきます。
日常生活で筋肉に負担がかかると筋繊維に細かな損傷ができてしまい修復するスピードも落ちてきます。
ですから疲労感も残りやすくなってきます。
そこでマグネシウムは疲労物質とされる乳酸をエネルギーに変える解糖系やクエン酸回路(生命活動の根幹をなす代謝回路)の材料としてもとても大切です。
つまりマグネシウムが十分満たされていることで筋肉が速やかに修復され乳酸が効率よく処理されます。
ですからある研究によると血中マグネシウム濃度が高い人ほど筋肉量が保たれ体力筋力も維持できていたということが示されています。
また日常の疲労は、筋肉だけでなく神経系にも蓄積されます。
脳が刺激を繰り返し受けると誤作動を起こしてしまい疲れが出てだるさを感じます。
マグネシウムにはこのような神経系の疲労を取る効果もあるのです。
血管を若々しくさせ心疾患を予防する
加齢とともに血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの心疾患になるリスクが高まります。
特に高血圧は血管が固くなることで起こりやすくなります。
そこでマグネシウムを寝る前にとると血管壁に存在する平滑筋を緩めて柔らかくする効果があります。
穏やかな降圧効果が得られます。
ここで注意したいのが、市販薬や処方された降圧薬を飲んで低血圧になりめまいや転倒してしまうケースもあることです。
薬には血圧を極端に上げ下げしてしまうものが多いからです。
その点マグネシウムの場合は薬と違って緩やかに血圧を下げるので転倒予防になり優しく血圧を守ってくれます。
更に血管がしなやかになるので心臓の拍動を安定させるサポートもしてくれます。
このように血管を若々しくキープすることは、特に中高年の健康寿命を守る最大のテーマの1つと言えます。
メンタルの安定と認知機能アップ
年を重ねるごとに気分が落ち込みやすくなったり、些細なことでイライラしやすくなります。
こうしたメンタルの不調もホルモンバランスの乱れやストレス、将来の不安などが原因で起こりやすくなります。
そしてその他の要因としてマグネシウムが不足することも関係していると考えられています。
私たちの身体はストレスを感じると副腎からコルチゾールといううホルモンを分泌します。
このコルチゾールが適度な量だといいのですが、高い状態が続くと不安や不眠、鬱のような症状になります。
ですから、コルチゾールの過剰分泌は高血圧や糖尿病、鬱のリスクを高める危険性もあります。
そのほかにマグネシウムは抑制系のGABAという神経伝達物質の働きを活性化してくれます。
GABAとは、脳内で興奮を抑えリラックス効果をもたらすアミノ酸の一種です。
そしてGABAも加齢とともに減少し、働きが衰えてきます。
そこで夜寝る前のマグネシウムを摂ることで、GABAの働きが良くなり脳の過剰な興奮を鎮めて心を安定させてくれます。
更にマグネシウム不足が認知機能低下とも関連しているといわれています。
脳由来の栄養因子BDNFの働きを高め、記憶力や判断力も安定しやすくなります。
BDNFとは、神経細胞の成長、維持、再生を促進する重要なたんぱく質です。
したがって、マグネシウムは、メンタルだけでなく認知症予防にも効果があるということになります。
まとめ
ミネラルというとカルシウムなどが有名で大事ですが、
マグネシウムが不足するとカルシウムが不足していなくてもバランスが崩れてしまって大変なことになります。
そこでマグネシウムを夜寝る前にとって得られる健康寿命を延ばす効果としては
エネルギ工場のミトコンドリアを若返らせ
腎機能を守り
こむら返りなどの筋肉の萎縮を防ぎ
神経や筋肉に働きかけてスタミナアップさせ
血管を柔らかくして心疾患を予防し
メンタルを安定させて認知機能をアップさせてくれます。
こんなにたくさんの健康効果があるのに夜寝る前にマグネシウムを
摂らない理由が見当たりませんでした。