日頃、普通に摂っている食事にシミ、しわ、たるみ、抜け毛や関節痛、更には脳の衰え等のの老化を促進するものが含まれているとしたら
気になりますね。
その【老け食品】に気づくことで、10年20年30年と若返る身体を手に入れている人達が実際いることがわかってきました。
そして、最近老化を早める原因の大半は外側ではなく内側にあることが明らかになってきています。
もしかしたら老化を加速させる爆弾が冷蔵庫の中に入ってるかもしれません。
先ずは、老化のスイッチを自分で切ってあげることです。
毎日の食事で何を食べるかの その選択の積み重ねが未来の肌や身体、そして心までも形作っています。
最後まで読んでいただければ老化を促進する 止めるべき食事が判ります。
きっと明日からの食事が変わることでしょう。
5つの老け食品
具体的な5つの食品とは
砂糖の過剰摂取
精製された白い砂糖のことです。
見た目の老化を最も加速させる食品になります。
朝のパンにジャムをつけたり、甘めのコーヒー、仕事の合間にチョコ、夜にはアイス という方は、肌がくすみ、くまができたりしてませんか?
それほど大量に食べていないつもりでも、日々積み重なることで確実に老化は進行しています。
何故 砂糖が老化を早めてしまうかは、【糖化】という現象があるからです。
糖化とは、体内の余分な糖がたんぱく質と結合して変性してできる終末糖化産物【AGEs】という老化物質を生み出す反応のことを言います。
このAGEsという老化物質はとても厄介な物質です。
先ずは、肌のバネの様な柔らかさが消え、弾力が無くなりしわ、たるみ、くすみ、乾燥を招きます。
ですから、AGEsが増えることによって見た目も一気に老け込みます。
更に肌だけにとどまらず、血管内でも同じように血管壁にAGEsが蓄積されると弾力を失い動脈硬化を引き起こしやすくなり脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるのです。
AGEsは、外見だけでなく、命にかかわるレベルで身体の中を損なっていくことになります。
加工された植物油
二つ目は、主にスーパーやコンビニなどで販売されている冷凍食品、スナック菓子、外食での揚げ物などに使用されている油のことです。
例えば
▼サラダオイル
▼大豆油
▼コーン油
▼キャノラー油等
上記の油は、植物油なので身体には良さそうと思いがちですが、
実は老化促進の要因となっているのです。
何故かというと植物油は製造過程で高温処理されることから酸化されやすい状態になっているからです。
体内に酸化された油が入ってしまうことは、錆を吸い込んでいるような状態になっていると同様です。
ですから体内で酸化が進むことにより細胞膜が傷ついたり、慢性的な炎症をおこしやすくなります。
肌の老化(しわやたるみ)に治まらず、関節痛や倦怠感、更に認知機能の低下や動脈硬化にまで及ぶ可能性があるのです。
揚げ物やお菓子大好きとか外食が多いという傾向の方は要注意です。
どんな油が良いかというと抗酸化作用の高いポリフェノールを豊富に含んでいるエキストラバージンオリーブオイルです。
出来れば加熱しないで、スープやサラダに使うのがおすすめです。
その他に、酸化しやすい【えごま油】や【アマニ油】のオメガ3系も加熱せずに使用すればOKです。
そして酸化しないように開封後は早めに使い切ることです。
その他にも 比較的日常的に使いやすいのが米油になります。
米油なら揚げ物などに使っても他の油と比較すると酸化しにくいというメリットがあります。
酸化でダメージを大きく抑えるには、米油やオリーブオイルが理想的です。
その他にマヨネーズや冷凍食品などで使用されている隠された油の質にも意識することが大切です。
その油こそが老化のスピードを左右するといっても過言ではないでしょう。
精製された小麦粉の摂りすぎ
3つ目は白い精製された粉、小麦粉です。
小麦製品は、忙しい人たちには、手軽で便利でついつい頼りがちですが体の中はじわじわと老化がすすんでいます。
パン、うどん、ラーメン、パスタ、ピザ等です。
では、小麦粉のなにが問題なのでしょうか?
それは、血糖値を急上昇させる性質であるということです。
砂糖の摂り過ぎの場合と同じく糖化が始まり終末糖化産物【AGEs】の生成を促します。
ですから小麦粉は第二の砂糖とも言われています。
精製されているので、ビタミンやミネラル食物繊維も取り除かれ、栄養成分が失われている状態です。
ですから、血糖値の急上昇を招き、体脂肪がつきやすく、体内の炎症を引き起こしやすくなります。
さらに小麦に含まれるたんぱく質の一種【グルテン】の存在です。
グルテンは、パンや麺にもちもち感を与える役目があります。
このグルテンが腸の粘膜を刺激して腸内環境を乱してしまうのです。
腸は第二の脳と呼ばれるくらい健康に大きな影響を与える大切な臓器です。
腸内環境が乱れて悪化すれば、免疫力が低下し肌荒れや倦怠感にとどまらす慢性的な疲労やメンタルの不調まで引き起こします。
つまり、小麦粉の摂りすぎは老化だけでなく全身のバランスが崩れてしまう原因になりうるということです。
例えば、朝の食パン、お昼のうどん、夜は外食でパスタという生活を毎日続けていると
肌には赤身やかゆみがあったり、疲れやすく寝ても疲れが取れにくかったりします。
朝の食パンを玄米おにぎりやオートミール代えたり、お昼のうどんは、野菜スープなどに置き換えたり、パスタも米粉やこんにゃくの麵に代えるなど工夫が大切です。
慣れるまでは大変ですが、2週間もすると肌の赤みが取れ朝の寝起きも良くなってくるようです。
年齢と共に弱まっていく腸のバリア機能です。
小麦の影響を受けやすくなるのは当然のことのようです。
身体の深い部分へのリセットのために小麦との向き合い方を変えることが大切です。
加工肉
4つ目の止めるべき食品は加工肉になります。
ハム、ベーコン、ソーセージ、サラミ、ウインナー等便利で美味しい食品です。
しかしこれらの加工肉には、老化を早める危険な特徴が沢山あります。
したがって加工肉はまとめると脂質と添加物のダブルパンチで内臓の老化を早めてしまいます。
最大に問題は、風味や色を整えたり、保存性を高めるための添加物が含まれていることです。
おもに、亜硝酸ナトリウムやリン酸塩などの添加物になります。
でもこの添加物が体内に入ると活性酸素が発生させます。
確かに味や見た目は良くなりますが、細胞にダメージを与えることがわかっています。
体内の酸化は、しわやたるみ、くすみなどの肌の老化を招きます。
しかし、それだけではなく、動脈硬化や脳の機能低下、更にはがんのリスクまで高くなってしまうという有様です。
そして、加工肉に含まれる飽和脂肪酸は腸内環境を悪化させる原因にもなります。
当然のことながら、腸が乱れることで慢性的な疲労や免疫力の低下、不眠という状態が続きやすくなります。
したがって加工肉は、脂質と添加物のダブルパンチで内臓の老化を早めてしまうのです。
だからと言って加工肉を減らすことは難しいですが
意識して減らすことが大切です。
朝のウインナーを納豆や野菜に置き換えたりするだけでも体は驚くほど変わっていきます。
人工甘味料
最後の5つ目は人工甘味料です。
人工甘味料は、腸内細菌のバランスを崩すことがわかってきています。
腸内環境の乱れは、老化物質の排出も滞りやすくなります。
糖質ゼロやノンカロリーとかの表示された飲料を甘いけど安心という感覚で飲んでいると肌が荒れたり、集中力の低下を招いたりします。
糖質ゼロやノンカロリーの飲料はダイエットにいいと思って毎日のように飲む方も多いと思いますが、人口甘味料が含まれているので肌が乾燥気味になったり体が重くなったりします。
代表的な3個の人口甘味料は、
砂糖に比べて甘味度が200倍のアスパルテーム
そして甘味度が砂糖の600倍でカロリーは0kcalのスクラロース
アセスルファムカリウムは、甘味度は砂糖の200倍でカロリーは0kcal
というように甘さは砂糖より甘いけどカロリーが0なので、安心して清涼飲料水などを飲みすぎてしまいそうです。
でも人口甘味料は、添加物のなるので摂り過ぎは要注意です。
人工甘味料の過剰摂取が体調不良や健康への影響が懸念されています。
人工甘味料の入った飲料を水や麦茶、炭酸水に切り替えると体が軽くなり、頭もさえた感じになるのは確かなようです。
甘さは脳にとっては強い報酬です。
ですから、人工甘味料は、脳と腸を混乱させ老化のスイッチをONにしてしまう存在になります。
まとめ
老化物質を一気にやめることは難しいです。
完璧を目指さなくていいと思います。
それより大切なのは、気づくことです。
そして一歩踏み出すことです。
意識して少しづつ減らしていくだけで見た目だけでなく、内臓、脳、心の若さまでもキープできます。
ここまで読んでいただいて、これらの老化物質を減らしたり、止めようかと思うきっかけになれば嬉しいです。
だから、その選択が大切です。
自然な甘さを持つ果物やテンサイ糖、はちみつ等血糖値の急上昇を避けられる代替品にかえていくことで老化のリスクを抑えることができます。